Tako can fry!

とほほ・・・

もやもやする

最近、ベンチャー企業が鬼門だ。


立て続けにいろいろなベンチャーの社長と技術検討ということで打合せする機会があったけど、まあ、ロクなことにならない。
弊社の参加メンバーにも起因するところがあるけど、比喩的に表すと、なぜか次のような流れになってしまうのである。


ベ「右足が沈む前に左足を前に出す。そして、左足が沈む前に右足を出せば、湖の上を歩いて渡れますよ!」
部「それはすごいじゃないですか」
俺「いや、難しいと思いますよ。実際は沈みますし」
ベ「大丈夫です。こうリズムよく足を前に出していけば水の上を歩いて渡れますよ」
部「すごいよね。本当かどうか試す価値はあるね。takoくん、確認してみてよ」
俺「ぐぬぬ・・・」


確認せんでも、沈むっちゅうねん。


偏見かもしれないけど、ベンチャーの人は技術的な根拠が薄いものを積み上げる傾向にあって、しかもそれに対する反論が何故か難しい。
なにか次元がひとつ足りないんだけど、それが見つかりにくい。
上の話も、物体や水の物理的な性質を知っていれば明らかに間違っているとわかるけど、それを知らない人に間違いを証明することが意外と難しい。
難しいと言うか、これに太刀打ちできる論理を自分が持ち合わせていないんだよね・・・