Tako can fry!

とほほ・・・

おっと 7 月

今年に入ってから、とうとう俺も Amazon さんを利用するようになった。
ミネラルウォーターやお茶、レンジでチンするご飯など、ストックがきくものを購入するようにしている。
引っ越す前は部屋が狭いこともあって、サプライチェーンマネジメントと言うか、なくなったら買うようにしてきたけど、居住面積が広くなって物を置く場所も増えたので、Amazon さんを利用してみることにした次第。
時間や労力を節約できる上に、まとめ買いで意外と単価が安くなったりするので、満足この上なし。
しかし、どういう経緯で知ったのか、体重計を買おうと思っていることが Amazon さんにバレたようで、Amazon さんからお薦めの体重計をまとめたメールが送られてきた。
恐るべし・・・


気がつけば、明日からは 7 月。
先日会社で、開発中のプロジェクトの商品化のスケジュールなんぞを問われて、すぐに回答できずに狼狽してしまった。
7 月には会社を辞めようとか思っていて、先の日程なんて素ですっかり抜け落ちていたからだ。
来月からどう進めていったものか・・・


7 月になり、Google Reader のサービスが終了してしまう。
よく利用していたので残念と言えば残念だが、利用を始めて何年も経つと、購読するサイトが増加の一途をたどり、目を通すだけでも結構な時間を取られていた。
最新のニュースに遅れまいといろんな情報を入手しているつもりだったが、いつの間にか、大事なのかどうか分からないものを読まされて、ただ時間を浪費することが目的になっていたのではなかろうか。
これまで様々な記事を購読し続けてきて、何かいい事があったかと聞かれると、なんとも答えにくく。
サービス終了はいい機会だし、時間をもっと別の有効なことに使うつもりで RSS リーダーからはすっぱり足を洗おうと思った矢先だったが、抗せず Feedly に登録してしまった。
でも、幸いなことにこの Feedly が使いにくい・・・


先月くらいかもっと前くらいか、ベランダに洗濯物を欲そうとすると、思わず「うっ」と咽せてしまいそうな刺激臭がどこからともなく風に乗ってくるのを覚えていた。
周りに畑もあることだし、肥料か何かの臭いだろうと思っていたが、それにしても魚が腐ったようなツンとする刺激的な臭いで、窓を開けるたびにうっとおしい思いをしていた。
しかし、外に出てもそんな臭いはしないし、別の窓を開けても何も臭ってこない。
いったいどこからただよってくるんだろうと不思議に思っていたが、その臭いの元をついに見つけた。


物干し竿を支える腕がベランダの壁に備えつけられているわけだが、うちベランダの場合、この腕が可動式になっていて、水平にする他に若干下向きに腕を動かせるようになっている。
その可動部に潤滑油がさしてあるようで、この油が化学変化を起こしているのか、飴玉くらいの大きさの白い塊になっていて、この塊が臭いの元らしかった。
なんだかなあと思いつつそのまま放置していたのだが、今日はいつにも増して風が強かった。
洗濯物を取り込むときは、屋内の部屋干し用の竿に一時的にかけておくわけだけど、しばらくしてどこからともなく例の刺激臭が漂ってきた。


窓は閉めているし最初は気のせいかとも思ったが、どうにも臭くて、よくよく臭いのあとをたどってみると、シャツにその油が付着しているのを発見した。
このショックたるや、臭い汚染というか、油だから洗濯しても落ちそうにないし、洗っても他の洗濯物に臭いが移りそうだしで、その汚れたシャツは捨てることにした。
これ以上の汚染を防ぐべく、ベランダの油の塊も処分してしまおうと、紙でくるんで拭き取ろうとする。
しかし、この塊が何やらよく分からない物体で、やわらかそうな見かけと違って固いプラスチックのようなものらしく、何がなんだか分からない形状とすさまじい刺激臭とが相俟ってパニックを起こしそうになった。
よく観察したいところだったが、あまりにもキツい臭いだったので、シャツと一緒に袋に詰めてゴミ箱へ放り込んだ。
袋の口を固くゆわいたつもりだったのにその刺激臭がゴミ箱から漂い出て、しばらくはそのトラウマ級の臭いが部屋に立ち籠めることになったのだった・・・