Tako can fry!

とほほ・・・

たらちねの

これまではいつ死んでもいいというか、人生を捨てたような状態でここまで来たけど、今になってなぜ一度は捨てた人生を拾いたくなったのか。


今年の春、飲み会の帰り。
終電で帰ってきたので、駅もそろそろ閉まりそうな雰囲気になっていた。
ふと柱の影に目をやると、いかにも帰る場所がなくて数日経ったような佇まいの60前後のおばちゃんが疲れたように座りこんでいた。
年の頃がうちのオカンに近いこともあって、重ねて見てもうてんな。
なんや、俺がいい加減な生き方をして勝手に先に死んでまうようなことがあったら、オカンもこんなふうに行き場をなくしてしまうんかなあと思ったら、たまらなくなってね。
生きようと思ったよ。


いざ就職活動を始めて求人情報等を調べてみると、ビックリするほど厳しくてね。
せっかく生きようと思ったのに、死ぬ気でやんなきゃならない状態に・・・


ちなみに、親父も弟もいるからオカンが路頭に迷うことはないんだけどね。