今年に入ってからかな。
夜遅い時間と朝起きてすぐのときに、どこからか嫌な臭いがすることに気づいた。
最初はどこから臭ってくるのかわからなくて、なんか臭いなと首をかしげてたけど、どうやら自分の口の中から臭ってくるようだった。
かすかに臭いを感じる程度だし、まさか自分の口からそんな臭いがするなんてと俄に信じられなかったけど、口を手で覆いながら腹の奥から押し出すように呼吸をしてみると、確かにその臭いがした。
絶望した。
今年に入ってからかな。
夜遅い時間と朝起きてすぐのときに、どこからか嫌な臭いがすることに気づいた。
最初はどこから臭ってくるのかわからなくて、なんか臭いなと首をかしげてたけど、どうやら自分の口の中から臭ってくるようだった。
かすかに臭いを感じる程度だし、まさか自分の口からそんな臭いがするなんてと俄に信じられなかったけど、口を手で覆いながら腹の奥から押し出すように呼吸をしてみると、確かにその臭いがした。
絶望した。
しかもその 2 月がすでに半分終ってる。
何もする気が起きないまま。
それにしても、引き返しのつかない状況に陥って生きる選択肢がなくなってきて、ようやく引きずってきたものを降ろせるような気がしてきた。
強い倦怠感で明日のことすらどうでもよくなって、もうどうでもいいと会社を辞めたわけだけど、安静にして倦怠感もなくなってくるとやっぱり将来が気になってくるもので。
仕事が決まってればまだ心配なかっただろうけど、今の部屋に住み続けるのも難しそうだし収入は乏しいしで、退っ引きならない状況になっちゃったぞ。
最近、有名人の訃報を目にするたびに羨ましく思えてしまう。
結局、40 代のほとんどは強い倦怠感に悩まされて、将来のことを考えるどころか明日のことを考えるのも辛くて会社を辞めたわけだけど、本当に何もないただの 50 のオッサンが残っただけだった。
年明け早々に鼠蹊部のところにしこりを見つけて痛いし、家賃は大幅アップだしで、QOL は下がる一方。
せめて何か感動できる物や事があればと思うけど、感性も鈍ってきて、なんだかもうね。
倦怠感がひどいときはだいたい脚が痛かったからむずむず脚症候群を疑ったり、飯の後や飲んだ後にひどくなりがちだったから炭水化物や酒を疑ったりしたけど、結局しんどくなるときはしんどくなるしで、なにがなんだかわからずふりだしに戻るといった感じ。
ただもうどうでもよくなって今年になって食べたいものを食べるようにしたら、案外しんどくならずに食べられたので、それは今年の収穫だっただろうか。
仕事や趣味に没頭すれば生きる気力も湧いてくるかもしれないと期待していた時期もあったけど、底に穴が開いているかのように減っていって「どうせ、こんなことしたところで」と空虚さだけが残ってしまう。
自分を誤魔化してきたけど、開いた穴はもう何をやっても塞げないようだ。
来年も何もしないと思うけど、よいお年を。
今年は本当に仕事を探さずに終ってもうたな。
まあ探したところで見つからないしね。
部屋の荷物を減らしたかったけど、いざとなったら一気に処分でもすればいいか。
どうせ 30 年近く無駄に生きてきたし、今さらその時間が増えたとしても気にすることはないか。
来年もこんな感じで時間を潰していこうと思う。