Xperia PLAY 用にも以前ビルドしたことのある PC-8801 エミュレータの QUASI88 だけど、Raspberry Pi でもビルドしてみた次第。
リナザウ用にビルド時のメモを公開している人がいて、それを参考にやってみたところ、すんなり動いてくれた。
ただ、ディスクアクセス時(サブCPU動作時)はさすがに重くなるみたいだけど。
基本的に Makefile を編集して、make を実行するだけで OK。
パッケージとしては次の libsdl-mixer1.2 と libsdl-mixer1.2-dev が必要らしい。
$ apt-get install libsdl-mixer1.2 libsdl-mixer1.2-dev
そして、Makefile で書き換えたのは次のような感じ。
X11_VERSION = 1 をコメントアウトして、SDL_VERSION = 1 を有効に
ARCH = freebsd をコメントアウトして、ARCH = linux を有効に
SOUND_SDL = 1 を有効に
USE_MAME_OLD_SOUND = 1 を有効に
あとは 〜DIR は ~/quasi88 じゃなくて ~/.quasi88 のほうがいいかも。
どっちみち、rc などの設定ファイル置き場が ~/.quasi88 に作成されてしまうので。
make を実行した後は、~/.quasi88 以下に rom とか disk とかを用意すれば OK。
ちなみに、Raspbian Wheezy はファイル名の大文字・小文字を区別しているようで、それに気づかずに拡張子だけが大文字のファイルが紛れ込んでいてハマってしまった。