Tako can fry!

とほほ・・・

CEATEC 2008 にて

入場してすぐに、二度と会いたくないと思っていた女を見かけたような気がして、ものすごく萎えた気分に。
まあ気分が萎えながらも、ここらへんの業界について自分が関われるところはないかと調査してきた次第で。


歳をとった胡散臭い組み込みプログラマを誰が雇うかと言ったら、それこそ針の穴に糸を通すくらいピンポイントな需要でもなければそうそうないわけで、そういった需要がありそうなところを自分なりに検討しており、その確認の意味も込めて会場を回ってみた。
その業界のトレンドはだいたいわかったけど、ソフト的にどうかかわっていくかという点で見るとなかなか難しいようで、見て回っているうちにますます気分が沈みこんできたよ・・・


就職活動している立場からブースを見てみると、以前とは別の視点になるようで、説明員の年齢や応対が目につくようになった。
基本的に開発の当事者が説明員として出てくるので、その企業の年齢層を反映したような感じになっていて、若い人が多いところもあれば歳のいった人が多いところもあったり、様々。
また、説明員が全体的に元気がなかったりする企業もあって、そういうところは激務なのかなあとか想像できて、なかなか興味深かった。


いろいろ展示してあっておもしろいものもたくさんあったんだけど、中でも日立のジェスチャーによるリモコン操作は、実際に目にして感心した。
カメラの前で手を触ると操作開始の合図になって、そのあとはベストキッドで言うところの「ワックスをかける(又は拭き取る)」のように手を回すとボリュームの上げ下げを調整できるようになる。
最後に掌底のように手を前に押し出す動作で「決定」といった操作になっている。
パラメータの調整によるんだろうけど、手を回すところは細かい動きが必要なようで、子供が挑戦しようとしたが動作が大振りになってしまい操作がなかなか思い通りにいかないといった場面も。


後はコンパニオンをじろじろと見ていたくらいかな。